研究開発レポート

研究・開発のレポート

研究レポートの開示にあたり

  1. 当研究・開発のレポートは、ショウガに関する伝承、逸話を当社視点において科学的根拠により有効性を見出す為に行なったものであり、個々の商品の安全性や有効性を保証しているものではありません。
  2. 当研究・開発レポートは、当社ショウガ製品が他の製品より素材や成分について優位性や有効性があることを開示しているものではありません。
  3. 当研究・開発レポートは、摂取量、摂取頻度、成分含有量、原料の種類、製造方法、同時に食べる食品、本人の体調などによって大きく異なります。
  4. 当研究・開発レポートは、現時点で得られた研究の結果に基づき作成しております。
  5. 記載している内容の一部または全部を無断で転用することは禁止します。

ショウガの末梢血管血流改善作用および冷え性改善作用に関する研究

研究開発成果 

以前から知られているショウガ作用の中には冷え症改善や血圧降下作用があります。
それらの作用を当社保有のショウガにも有することを確認しました。

臨床試験方法

社内においてヒト臨床試験を行い、ショウガの末梢血流改善効果について検討しました。
試験は研究内容や方法についての説明を十分行ったうえで健常男女14名(男性5名:年齢27~60歳、女性9名:年齢22~65歳)に対し、すりおろしたショウガ10g/日を決まった時間に単回摂取を4週間摂取させ、摂取前後の末梢血流状態および末梢血管の形状を比較するとともに、血圧の変化についても測定しました。試験後アンケートを行い、検証データとともに解析をしました。

試験検証データ

ショウガによる末梢血管形状の改善効果(改善例)


ショウガによる末梢血流改善効果(n=6, 平均値±標準誤差)

抹消血流状態スコア

末梢血流状態測定結果の数値化

測定結果 A+
A A- B+ B+X B
BX C+ C B- B-X C- E+ E D+ D D- E- F/F- G/G-
数値化
0 0.5 1 1.5 2.5 3 3.5 4.5 5 5.5 6 7 7.5 8 8.5 9 9.5 9.5 10 10.5
評価 高い機能低い機能
末梢血流改善率(ショウガ全体、赤字は初期値に対して改善傾向, n=14)

被験者 測定結果
初期値 1週間後 1ヶ月後
1001 B B- C+
1002 A A B
1003 B+X A A
1004 A B+ B+
1005 C+ A A-
1 E+ C- C-
2 A- C- C+
3 B B B
4 D C- C-
5 B+ B B
6 A- A+ A
7 A+ A A
8 C+ B A-
9 A- A A-
改善率(%) - 50 42.8
ショウガ摂取におけるヒト血圧に対する影響(測定結果)

被験者 摂取前 40分後 2時間後 1週間後 1ヶ月後
収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧
男性
1001 169 92 179 86 176 96 156 89 141 78
1002 130 87 134 82 140 76 117 75 130 79
1003 147 80 123 77 137 72 146 81 140 76
1004 126 85 121 82 123 80 122 78 124 70
1005 126 90 123 84 136 85 124 86 135 89
女性
1 136 80 135 95 131 93 117 74 111 72
2 115 52 116 76 107 69 117 61 117 63
3 122 71 113 73 104 68 104 61 112 67
4 129 78 134 83 127 78 137 80 122 72
5 112 70 110 64 116 65 105 60 104 67
6 107 74 109 73 108 63 123 70 114 76
7 139 86 111 72 134 74 141 79 135 78
8 135 75 130 74 135 68 127 72 123 74
9 114 77 117 78 104 73 107 63 101 72
平均値 129.071 78.357 131.5 81 127.857 84.2 129.5 77.75 124.4 69.5
SE 4.147 2.728 10.369 3.86 4.646 4.933 5.678 5.935 3.749 3.752
改善率 - - 61.5 69.2 53.8 69.2 76.9 76.9 69.2 92.3
ショウガによるヒト血圧改善効果(n=14, 平均値±標準誤差)

臨床試験後 アンケート結果

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解析

ショウガ摂取におけるヒト臨床試験について各ショウガ10g/日の4週間継続摂取で末梢血管の形状を正常に回復させる効果をもち、この結果を裏付けるように末梢血管血流改善効果を示したことから、冷え症や体温上昇に対して改善効果が期待される結果となった。また、血圧下降効果に関して、摂取後の即効性はあまり期待できないが、長期継続(4週間)摂取により効果が期待できる結果であった。更にアンケート結果から、体の冷えや体温の上昇に対する実感があり、以前から一般的に言われているショウガ摂取後の体温上昇や体の冷えに対する効果がある事が判明した。アンケート結果を詳しく分析すると体温上昇や体の冷えに対する効果は、持続的ではなく即効性であると考えられた。